造船所に並ぶクレーンを見上げた写真

Cyber BCPサイバーBCP回し続けるくん

FDEが作り、AIが回し続ける。

「サイバーBCP回し続けるくん」は、お客様のBCPの策定・更新・運用を自動化し、
有事には平時に承認した手順に沿ってAIエージェントが指示を出すサービスです。

導入はFDE(フォワード・デプロイド・エンジニア)が主導します。
FDEは、お客様の現場に入り込む当社の技術者です。導入後は、AIが回します。

提供開始:
2026年10月20日
対象:
製造業を中心とする大企業
価格:
個別見積
15 分の相談を申し込む

01課題提起

The problem

工場の対策は、なぜ遅れているのか

製造現場には、3つの制約があります。

  1. 止められない。生産を止められないため、停止を伴う対策が取れません。

  2. 触れない。稼働中の制御機器に、むやみに触れられません。

  3. 人がいない。現場にセキュリティを見る人がいません。

その結果、工場はセキュリティ対策が最も進みにくい場所として残されてきました。

夜の工場。橙色の煙と、水面に映る灯り

計画が追いついていない3つの理由

  1. BCPはあっても、
    サイバー攻撃に対応したBCPがない。

    多くの企業がBCPを整備していますが、中身は地震や水害を想定したものです。どの業務から戻すか、システムをいつ止めるか、公表をどう判断するか。攻撃の進行に沿ってこれらを定めたサイバーBCPは、別に用意されていません。

  2. 計画はあっても、行動手順まで落ちていない。

    サイバーBCPは、情報システム部門、事業部門、危機管理部門のいずれにもまたがります。主管が定まらず、文書が作られたまま、更新も演習もされません。

  3. 製造現場まで届いていない。

    計画の多くはIT部門の中で閉じています。制御系の復旧順序や代替手順まで、踏み込めていません。

02数字で示す現状

By the numbers

数字で見る現状

  • 123件

    2026年上半期のランサムウェア被害の報告件数です。半期として過去最多です。

    出典:警察庁「令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」2026年9月10日

  • 製造業 37件

    業種別では、製造業が最多です。次いで、卸売小売15件、情報通信9件、不動産9件、
    医療福祉9件、建設8件です。

    出典:警察庁「令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」2026年9月10日

  • 8割以上 / 3割未満

    被害を受けた企業の8割以上がバックアップを取得していました。
    復元できたのは、3割未満でした。

    出典:警察庁

  • 75.8%

    大企業のBCP策定率です(令和7年度)。

    出典:内閣府「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」2026年3月

業種別のランサムウェア被害の報告件数(2026年上半期)2026年上半期のランサムウェア被害の業種別の報告件数。製造業37件、卸売小売15件、情報通信9件、不動産9件、医療福祉9件、建設8件。製造業が最多。製造業37件卸売小売15件情報通信9件不動産9件医療福祉9件建設8件業種別のランサムウェア被害の報告件数(2026年上半期)2026年上半期のランサムウェア被害の業種別の報告件数。製造業37件、卸売小売15件、情報通信9件、不動産9件、医療福祉9件、建設8件。製造業が最多。製造業37件卸売小売15件情報通信9件不動産9件医療福祉9件建設8件

03サービス概要

Service overview

3つのモードで、策定から有事まで

「サイバーBCP回し続けるくん」は、3つのモードで構成されます。

  • 依存関係マップの画面。業務(受注・製造・出荷)、システム(ERP・MES・SCADA)、設備(PLC・ロボット・コンベア)のつながりと、影響が最大の経路を示す
    策定(導入時)画面はイメージです。
  • 改訂履歴の画面。過去12か月の改訂の回数と改訂した週、初版策定・机上訓練・年次見直しの節目を示す
    更新・運用(平時)画面はイメージです。
  • 有事対応の画面。ランサムウェアの疑いで有事モードに入り、ネットワーク分離、関係者への連絡、手動運転への切替、復旧の手順と進み具合を示す
    有事対応(インシデント発生時)画面はイメージです。
モードAIがやることFDEがやることお客様がやること
策定(導入時)既存の資料を読み込み、BCPを自動で生成します。
決めるべき論点を洗い出します。
現場でヒアリングします。
経営から判断を引き出します。
判断と承認
更新・運用(平時)社内外の変化を検知し、BCPを自動で改訂します。
演習を組み、結果を測ります。
定期レビューと、演習の運営改訂の承認、演習への参加
有事対応(インシデント発生時)警報や通報を受けて起動し、シナリオを特定します。初動の遮断と連絡、復旧の手順を、平時に承認済みの手順に沿って指示します。報告期限を管理し、期限と手続きを提示します。—指示の実行、手順にない判断、
報告の要否と内容の判断

策定(導入時)

AIがやること
既存の資料を読み込み、BCPを自動で生成します。
決めるべき論点を洗い出します。
FDEがやること
現場でヒアリングします。
経営から判断を引き出します。
お客様がやること
判断と承認

更新・運用(平時)

AIがやること
社内外の変化を検知し、BCPを自動で改訂します。
演習を組み、結果を測ります。
FDEがやること
定期レビューと、演習の運営
お客様がやること
改訂の承認、演習への参加

有事対応(インシデント発生時)

AIがやること
警報や通報を受けて起動し、シナリオを特定します。初動の遮断と連絡、復旧の手順を、平時に承認済みの手順に沿って指示します。報告期限を管理し、期限と手続きを提示します。
FDEがやること
—
お客様がやること
指示の実行、手順にない判断、
報告の要否と内容の判断

有事対応モードは、上記の範囲で提供しています。AIは、新しい判断をしません。報告の要否と内容の判断は人が行い、AIは提示にとどまります。

04ワークフロー

Workflow

4つのフェーズ

導入、要件定義、平時、有事の4つのフェーズで進みます。導入と要件定義は、FDEが主導します。平時は、AIが回します。有事は、AIが承認済みの手順に沿って指示します。有事の対応で得た学びは、平時のBCPに反映します。

4つのフェーズ導入、要件定義、平時、有事の順に進む4つのフェーズ。平時と有事は往復し、有事の学びは平時に反映される。導入FDE主導要件定義FDE主導平時AIが回す有事AIが指示事後の学びを反映4つのフェーズ導入、要件定義、平時、有事の順に進む4つのフェーズ。平時と有事は往復し、有事の学びは平時に反映される。導入FDE主導要件定義FDE主導平時AIが回す有事AIが指示事後の学びを反映
  1. 導入(FDE主導)

    お客様の現場に入り、サイバーBCPを策定します。

  2. 要件定義(FDE主導)

    策定したBCPを軸に、AIエージェントを個社ごとに要件定義します。体制、システム構成、制御系の範囲、取引先の構造に沿って構築します。

  3. 平時(AIが回す)

    社内外の変化を検知してBCPを改訂します。演習と復元テストを行い、定期的に経営へ報告します。人は、改訂を承認します。

  4. 有事(AIが指示)

    警報や通報を受けて起動し、承認済みの手順に沿って指示します。人は、指示を実行し、手順にない判断をします。

人が決めるのは、「平時に何を承認しておくか」と「手順にない判断」の2つです。

05導入の流れ

Onboarding

導入の流れ

導入の流れ導入の5つのステップ。診断、現状把握、判断を決める、BCPを生成、演習で検証の順に進む。担当は順に、お客様、FDE、経営・FDE、FDE・お客様、お客様・FDE。初版の策定まで3〜6か月。初版の策定まで 3〜6か月1診断お客様2現状把握FDE3判断を決める経営・FDE4BCPを生成FDE・お客様5演習で検証お客様・FDE導入の流れ導入の5つのステップ。診断、現状把握、判断を決める、BCPを生成、演習で検証の順に進む。担当は順に、お客様、FDE、経営・FDE、FDE・お客様、お客様・FDE。初版の策定まで3〜6か月。1診断お客様2現状把握FDE3判断を決める経営・FDE4BCPを生成FDE・お客様5演習で検証お客様・FDE初版の策定まで 3〜6か月

導入はFDEが主導します。導入から初版の策定までの標準期間は、3〜6か月です。価格は個別見積です。

  1. 診断設問への回答から、BCPに足りない項目を洗い出します。お客様に回答いただきます。

  2. 現状把握既存のBCP、規程、構成図を読み込み、業務ごとの依存関係を整理します。FDEが、ヒアリングと現場確認を行います。

  3. 判断を決める遮断の権限、身代金の方針、再開の基準などについて、論点と選択肢を用意します。決めるのは経営です。FDEが進行します。

  4. BCPを生成決まった内容から、BCP本文と判断カード(有事に読む1枚もの)を自動で生成します。FDEが確認し、お客様が承認します。

  5. 演習で検証演習のシナリオを作り、結果を測ります。お客様が参加し、FDEが運営します。

導入のあとは、平時の運用に移ります。

06特長

Features

3つの特長

夜のオフィスビルの窓に灯りが並ぶ写真
  1. 製造現場(OT)まで含めて策定する

    OT/ICSセキュリティを本業とする当社が、制御系の範囲を含めてBCPを策定します。侵入されるのはIT側でも、
    止まるのは製造現場です。

  2. 作って終わらせない

    平時は、AIが社内外の変化を検知し、
    BCPを自動で改訂します。

    有事には、警報や通報を受けてAIが起動し、シナリオを特定します。初動の遮断と連絡、復旧の手順は、平時に承認済みの手順に沿って指示します。

  3. 専任者を社内に置かずに維持できる

    導入後の運用はAIが回すため、社内に専任者を置かずにサイバーBCPを維持できます。

    ただし、改訂や報告を承認する担当者は、社内に必要です。

07安全設計

Safety by design

有事にAIが指示を出すための、5つの条件

有事にAIが指示を出すには、次の5つの条件が必要だと考えています。当社は、この5つを前提に設計します。

  1. 指示は、平時に承認済みの手順に限る。AIは、判断カード(遮断の条件、権限者、報告期限)を速く実行する役です。新しい判断はしません。身代金の支払いや全社停止の可否など、手順にない判断は責任者に上げます。

  2. お客様のITの外で動く。社内のネットワークやID基盤と同じ場所に置くと、攻撃で一緒に止まります。社内システムが全滅しても、スマートフォンなどから使えるようにします。

  3. AIの指示を偽装させない。攻撃者がAIを装って偽の指示を出すことを前提にします。指示は、事前に登録した経路からだけ届きます。受け手が本物かどうかを確かめられるようにします。

  4. AIが止まっても、同じ手順で動ける。AIが使えないときは、紙の判断カードで同じ手順を回せるようにしておきます。

  5. すべての指示と対応を、時刻つきで記録する。報告書、証拠、事後のBCP改訂に、そのまま使います。

工場の制御盤の前で、タブレットに表示されたAIの対応手順を確かめる手元(生成画像)

08他のやり方との違い

How we differ

他のやり方との違い

サイバーBCPを整える方法は、ほかにもあります。進め方ごとに、本サービスとの違いを示します。

他のやり方その進め方本サービス
災害想定のBCPに章を足す地震や水害を想定したBCPに、サイバー攻撃の章を加えます。制御系まで含めて組み直します。攻撃の進行に沿って、BCPを組み直します。制御系の範囲まで含めます。
策定支援だけで、運用は範囲外計画の策定までを支援します。その後の更新と運用は、支援の範囲に入りません。策定のあとも、AIが回し続けます。策定のあとも、AIが平時の改訂、演習、報告を回します。有事には、承認済みの手順に沿って指示します。
オールハザード型の下書き生成災害全般を想定して、AIがBCPの下書きを生成します。サイバー攻撃に特化します。サイバー攻撃に特化します。制御系を含みます。策定のあとも回ります。
本サービス
制御系まで含めて組み直します。攻撃の進行に沿って、BCPを組み直します。制御系の範囲まで含めます。
他のやり方
災害想定のBCPに章を足す
その進め方
地震や水害を想定したBCPに、サイバー攻撃の章を加えます。
本サービス
策定のあとも、AIが回し続けます。策定のあとも、AIが平時の改訂、演習、報告を回します。有事には、承認済みの手順に沿って指示します。
他のやり方
策定支援だけで、運用は範囲外
その進め方
計画の策定までを支援します。その後の更新と運用は、支援の範囲に入りません。
本サービス
サイバー攻撃に特化します。サイバー攻撃に特化します。制御系を含みます。策定のあとも回ります。
他のやり方
オールハザード型の下書き生成
その進め方
災害全般を想定して、AIがBCPの下書きを生成します。

09実績・会社情報

Track record and company

実績と会社情報

  • 大学発スタートアップ支援プラットフォーム「GTIE」のアクセラレーションプログラムに採択されました。
  • サイバーセキュリティ研修を、18社に実施しました。
  • 創業メンバーは、法人設立以前から、官公庁および大手通信事業者のセキュリティ支援案件に従事してきました。「第21回情報危機管理コンテスト(2026年5月)」において、文部科学大臣賞を受賞しています。
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